ご訪問いただきありがとうございます。
このブログを読んでくださる方は、もしかして自分はHSP?もしかして友達がHSP?もしかして家族がHSP?
などと気になり検索してきてくださったのかと思います。
私もHSPで、不登校、適応障害、新卒1年目退職などを経験しています。
その度に、
などとネガティブな感情を抱いていました。
今回は、そんな私が
ポイント
- そもそもHSPとは?
- HSPの人の長所
- 私がHSPだと気づいたきっかけ
- 思い返すと沢山あった心当たり
- 気づいてから心がけていること
について私の経験談や気を付けていることをお伝えしたいと思います。
もしよければ読んでください!
そもそもHSPとは?
そもそもHSPとはHighly Sensitive Person の略で、「生まれつき非常に感受性が強い人」のことを言います。
一説では、世の中の5人に1人がHSPであるといわれています。
最近は、繊細さんなどとも呼ばれているそうです。
下記にチェックリストを作りましたので、ぜひやってみてください。
チェックリスト
- 周りの環境の変化によく気が付く。
- 些細な物音に敏感に反応する。
- 相手が何気なく言った言葉がずっと気になる。
- 他の人が落ち込むと自分も落ち込む。
- 沢山のことを頼まれることが苦手。
- 小さい頃、活発なほうではなかった。
- 人に話をしている時に涙が出そうになる。
一部ですが、上記に当てはまる数が多いほど強いHSPであると考えられています。
これを見て、私HSPかもしれない。病気なの?どうやって治すの?
と思う方がいるとおもいますが、HSPは病気ではありません。
生まれつきの気質です。うまく付き合っていくしかありません。
私も今現在、うまく付き合っていく方法を少しずつ探しながら実践している最中です。
なので、後ほど私が実践していることを紹介させていただきます。
HSPの長所
HSPは悪いことばっかりなんだ…と思った方いらっしゃるかもしれませんが、良い所も沢山あります。
ここでは、HSPならではの長所を簡単にまとめたいと思います。
- 共感力が高く人の気持ちに気づくことができる。
- 危機管理能力が高い。
- 感受性が高い。
- 気を許した知り合いと深く仲良くなることができる。
- 物事を丁寧にゆっくり進めることができる。
- 細かいことに気づくので、視野がとても広い。
などなどまだまだ長所が沢山あります。
長くなってしまいますので、向いているお仕事や短所を長所に変える方法は今度にします、
私がHSPだと気づいたきっかけ
結論からいうと、新卒1年目に適応障害と診断され休職をしている際に、他の人にはできることに耐えられないということを不安に思い、調べていたらHSPという単語を見つけました。
そしてHSPについて調べていき、自分がHSPであると気づきました。
その時に私は、
と思いました。
今までは、自分だけが耐えられなくて他の人は全員できているだったことが、私以外にもいるから孤独じゃない!!に変わったことを今でも覚えています。
なので、このブログを読んでくださった方にも少しでも孤独じゃないなと安心を与えることができていたらうれしいです。
思い返すと沢山あった心当たり
ここからは私の過去の心当たりについて書くので、対処法が早く知りたい方は最後の章の、気づいてから心がけていることまで飛ばしていただいてもかまいません。
似ている境遇の方がいましたら、これはHSPだったからなのかな。私だけじゃないなと安心して笑っていただけたら嬉しいです。
幼稚園にも入る前の頃
お母さんの横を全く離れませんでした。
公園に行って、滑り台に乗る時も他の子どもがいたら行かない、お母さんが滑り台の下にいないといかない、などとても手のかかる子供でした…
幼稚園に行くときには毎日泣いていて、やっと行ってからは仲の良かった女の子のお友達としか一緒にいなかったそうです(守ってくれていたらしい)
小学校の不登校
5年生と6年生に怖い担任の先生になってしまい、一度少し暴力的に怒られてから2年間ほぼ学校に行かなかったです。
塾には行けていたので、先生が怖いということを思ったら、もういけなくなったのだと思います。
この時から少しずつ周りより自分がストレスに弱いことに気づき始めました。
自分勝手だなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これも繊細な自分なりに自衛をしていたのかなと今では思います。
新卒で入った会社での適応障害
会社に入ってから、部署の他の人同士が話していることが全て私の悪いことが言われているように感じました。
もちろんそんなことはないと思うのですが…
今までもそういうことはありましたが、毎日出社をして周りの人が話をしている環境に耐えることができず体調を崩してしまいました。そして一回目の休職をしました。
しかし、その時は自分がHSPであると気づけていなかったので、理由がわからず、まだ仕事に慣れていないからだ…部署に慣れていないからだ…他の人はできているのに…
と自分を責めました。
会社の方が私を部署移動をしてくださり、新たな部署に異動しましたが、そこでも改善せず二回目の休職をしました。
そこでHSPに気づいたという流れです。
中高時代などもまだまだ心当たりはあるので少しずつまたブログで書いていけたらと思います。
気づいてから心がけていること
HSPを知る
まず一番にやったことは、特性、体験談などを見てHSPを知ることでした。
上記にも書きましたが、HSPの人が他にも沢山いることが分かり、自分だけじゃないなと少し安心することができました。
なので、まず自分にはこういう気質があって、あの出来事は気質のせいもあるのかなーと自分で思い返すとよいと思います。
私はこの行動をしてから自分だけという孤独感から抜けることができ、人に比べて出来ないことがあっても私の苦手な分野だなと割り切ることにしました。(実際は少し考えちゃうけど心持ちは気にしないようにしてます!)
無理に人と関わらない
次にやったことは、人と無理にかかわらないことでした。
それまではどのような友人にも嫌われないようにとあまり行きたくない飲み会などにも顔を出したり、あまり断らないようにしていました。
気を許していない人なので。そこですごく体力を使って疲れ切ってしまうという日々を繰り返していました。
それをあまり行きたくない用事に誘われても断るということをしだしたら、狭く深い友人関係を作ることができとても楽になりました。
今は、気の許せる友人とこれまでよりも良い関係を築けていると思います。
周りの人にHSPだと伝える
次にしたことは、周りの人にHSPだと伝えることでした。
周りの人といっても、上記の気の許せる友人にのみ伝えています。
それをすることで、どうしてもその人との関係で心配になることが気になっていることができた時に直接聞きやすくなりました。
それによって長く悩むことがなくなり、心配なことを聞くことですっきりして安心することができています。
自分を褒める
次にしたことは、自分を褒めることです。
今までの私は高い目標を立てすぎてできずに挫折して自己嫌悪に陥るというループでした。
なのでまず小さい目標を立て、少しずつ成功体験を積み重ねるようにしています。
最初の頃は、適応障害の時に体調が悪くてご飯が全然食べられなかったので、ご飯をしっかり食べるみたいな目標から始めていました。
そして、小さなことでも成功したときには自分をすごく褒めるようにしています。
今もまだ色々なことを試行途中ですが、最近ではこの前大丈夫だったから大丈夫だな、と少しずつ成功体験から安心することができるようになっています。
まずやってみる
最後にしたことは、まずやってみるということです。
HSPの人は完璧主義の人が多く、完璧にできないことはやる前から諦めてしまうことが多いと思っています。
私もその1人で、数々の気になったことを自分だけで考え諦めていました。
今は、やりたいなと思ったらまずやってみて、自分の体調に影響が出そうだったらやめるということを続けています。
ストレスがかかってまで無理に物事をやる必要はないので、すぐにやめましょう。
そうすることで、上記にある成功体験が増えるようになりました。このブログが一例です。
前は、私には書けないなと諦めていましたが今書くことができています。
まとめ
ここまで沢山のことを書いてきましたが、私が思うHSPの人が最初にやるべきことは自分を理解し、物事から逃げることだと思っています。
学校や会社、その他にも色々な周りの環境に関することが沢山あると思います。
その中で環境のことで悩んだ時に、この会社や学校をやめたら自分の全てがなくなってしまうと考えがちです。
そんなことはなくてHSPの人は、自分に合う環境に身を置いたら何倍もの力を発揮できると思います。
なので、体調に異変をきたしたり合わないと思ったら、逃げることが重要だと思います。
でも逃げ方ってどうやるの、、、という方は誰でも良いのでまず相談しましょう。
友人、彼女、配偶者、先生、先輩後輩、両親、親戚、上司などなど誰でも良いので話しやすい方にまず相談してみましょう。
人に話すことで自分の考えも整理され、その人の意見も聞くことができてよい方向に少しずつ向かっていくと思います。
何より人に話すことで少し楽になると思います。
1人で抱え込むのではなく周りの人を頼って、生きやすい環境を作っていきましょう。